思考法の種類(※組み合わせて使える)
論理的思考(ロジカルシンキング)
垂直思考とも呼ばれる、"縦"に掘り下げていくタイプの思考法。
既存の物事を要素ごとに分解し、それを体系的(システム的)に整理する思考法。
※「枠組み」にも限界がある。
※色々な視点から分析し、矛盾を潰し、解決策を見つけることに長けている。
批判的思考(クリティカルシンキング)
常に疑問を懐き、"それ"は本当に正しいのか?について考える思考法。
客観的、中立的な立場から検証する思考法。
水平思考(ラテラルシンキング)
前提を疑う、既存のもの・枠組みにとらわれない思考法。
VUCA時代を生き抜く思考法のひとつとして、注目されている。
ラテラル:側面の、横の、という意味。話を横に広げていく思考法。
論理的思考(ロジカルシンキング)の種類
演繹法(えんえきほう)
概念(普遍的な法則)に沿って結論を出す方法。理屈は積み上げ式。
※「三段論法」という方法が有名。
※心理機能でいうと、Ti(正しさ)に似ている。
帰納法(きのうほう)
データ(複数の出来事)の"共通点から"法則を見つける方法。
絶対的なものではなく、あくまで「その収集したデータによる現時点での仮説」
※心理機能でいうと、Ni(パターン)・Te(客観的合理性)に似ている。
背理法(はいりほう)
「対象が間違っているのではないか」という視点から、その正しさを証明する方法。
水平思考(ラテラルシンキング)関連用語
枯れた技術の水平思考
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VUCA(ブーカ)
VUCAとは?
社会やビジネスにとって不確実な状況のこと。
時代などに対して使われることもあり、現代は「VUCA時代」とも呼ばれている。
V - 変動性(Volatility・ボラティリティ)
U - 不確実性(Uncertainty・アンサータン)
"不確実"な社会や環境。気候変動や某コロナなど。
C - 複雑性(Complexity・コンプレクシティ)
"一般化"の通用しない複雑さ。成功事例の流用の難しさ。
A - 曖昧性(Ambiguity・アンビギュイティ)
V・U・Cの重なった"曖昧"な状況。現代など。
参考資料
思考法の種類
ラテラルシンキングとは?ロジカルシンキングとの違いとビジネスに活かす具体的な方法とは
思考法の細かい種類
関連用語